鉄道の未来を思い描き、創りだそう

先輩の声

生産管理担当

何が何でも納期は守る、それが生産管理プロジェクトの使命です。

志望の動機

学生時代の専攻分野が生かせると信じ、
鉄道車両の保守業務に興味を持ちました。

鉄道は365日動いています。そうでなければ、人の移動・モノの輸送が途絶えてしまい、私たちの生活は成り立たたなくなってしまいます。過酷な稼働を強いられる鉄道車両は、しっかりしたメンテナンスが施されることで、安全で安定的な運行を維持しているのです。そうした仕事を通じて多くの人々に貢献できると考えたので、私はこの会社を志望しました。また、実家の近くに鉄道の車両基地があったので、子どもの頃から電車を近くで見ていたことも、鉄道に親近感を持つようになった理由かもしれません。
私たちの仕事は、車両に搭載される機器の故障を未然に防いだり、万一故障した場合のすばやい復旧です。私は、そこに使命感とやりがいを感じます。また、機械工学を専攻していたため、多くの機械部品を取り扱う仕事で、材料工学や製図の知識が生かせると思いました。

会社での立場

搭載機器が誕生していく過程の全てに関われる仕事に、
私はとても優越感を感じます。

私が所属する生産管理の工程グループは、お客様からの受注後、設計、材料の調達、製造、試験、出荷、という一連のスケジューリングとその管理がメインの仕事です。この業務では、関与する全部署との調整業務が一番大変です。例えば、調達部品が予定通り入ってこなければ、製造期間にしわ寄せが生じます。製造工程での調整が難しければ試験に費やす時間を短縮するなど、お客様への納期を死守するために各部門に掛け合ってスケジュールを調整し、スムーズな工程管理をしなければなりません。
一方、生産管理は製品の受注から出荷まで全てを見ることができます。そのため、鉄道車両に搭載される機器が完成していく様子が分かり、とてもおもしろいです。特に、乗客として電車に乗った時に目にするマスコン(運転台)が完成していく様子は最高です。

当社の魅力

無理を承知で取り組んだ短納期の仕事、
皆様の協力があったからこそ達成できました。

国内のある鉄道事業様で、車両床下の装置に破損が生じ、修理でも対応できないため大至急の装置交換依頼が舞い込んだことがありました。最初は、営業を通じて時間的に無理だと回答しましたが、「そこを何とか…」という強い要望に応えるため、可能な限りの手を尽くし、通常の約半分の短納期を実現しました。破損部分を徹底的に検証して使える部分はないかを判断、この短期間で手配できる協力外注先はあるか、厳しい短納期を実行するための社内体制は組めるかなど、生産管理として考えられることは全て行いました。その結果、何とかお客様の要望に応えることができました。このような仕事はしょっちゅうある訳ではありません。しかし、自分の気持ちを奮い立たせ、周囲の協力を仰いでお客様の満足のためにやり遂げた達成感は忘れられません。

私のオフタイム

温かい季節は山や海へ、寒い時季は温泉地へ、時には、都会の夜景を楽しみに行くことも…。
その時の私の友はバイク。心身ともにリフレッシュできる貴重なアイテムです。
キャンプツーリングも計画し、バイクとアウトドアの両方を楽しむオフを増やしていきたいです。

未来とやりがい

自分のポリシーや意見を言いやすい職場環境だから、
仕事へのモチベーションも向上します。

生産管理として様々な工程の現場と接する中で、建屋の老朽化に伴う業務環境の悪化や、在庫増に伴う安全性の確保など、改善すべき点を目にするようになりました。全てはお客様からの受注増に応えるためと思い、建屋拡張の提案を行いました。会社の業績が好調であることから、このタイミングでお客様への対応強化をすべきだと、部門内で申し入れてみたのです。その結果、社長対話会の席上で2020年に向けた建屋拡張決定の話をいただきました。
このように、当社には現場の意見にちゃんと耳を傾けてくれる社風があります。これは、小回りが利く会社だからこそ可能なことかもしれません。言い換えれば、自分のスタンスに合った仕事がしやすい会社です。私は、生産管理部門の仕事をさらに極めるため、主張すべきことは主張しつつ、自分の長所であるフットワークを生かして、納期死守のために頑張っていこうと思います。

このページのトップへ