ホーム > 事業案内 > 社会システムサービス事業 > メンテナンスの必要性
メンテナンスの必要性
なぜメンテナンスが
必要なのでしょうか?
電気設備は事故に至るまでに、使用方法・環境条件・使用年数などによりさまざまな様相を示しますが、事故には起点となる発生要因があります。
この発生要因を事前に見つけ出し、事故を未然に防ぎ継続して電気設備を使用していくために メンテナンスが必要です。
事故統計
事故統計からもメンテナンスの必要性が分かります。
事故・故障の要因分析によると、設備の自然劣化が42%、保守不完全が19%となっています。このことから、電気設備に対し、保守・保全あるいは診断が不可欠であり適切な対応が必要です。
無保守・無点検による事故事例
適切な保守・点検整備を行っていますか?
無保守、無点検、不適切な保守、点検整備により、次のような事故が発生しています。
VCB主回路断路部の発弧
主回路絶縁低下による短絡、盤内焼損
エアフィルタ目詰まりによる基板の過熱焼損
コイル糸縛りゆるみによるステータコイルの焼損
メーカ点検だからできる事故解析
事故が起きた場合には、事故要因の究明が急務です。事故解析および事故要因の特定を行い、今後の予防保全に活かします。
破面解析と材料分析
試料に電子線を照射し、形状や構成元素の情報を得る装置で、金属や樹脂の破面解析や材料分析を行い、故障原因を推定します。
- 走査型電子顕微鏡・電子プローブマイクロアナライザ
地絡・短絡事故要因分析
水溶液中の陽イオン、陰イオンを分析する装置で、絶縁物表面に付着した汚損物質をイオン分析し、絶縁抵抗の低下要因を推定します。
- イオンクロマトアナライザ
UPSの故障時の原因分析
UPSに装着されているメモリカードに記憶された波形を分析し、故障の原因究明を行います。
- パソコン画面に表示した波形