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回転機
回転機の絶縁劣化を診断し、劣化兆候の早期発見と合理的な補修計画の立案に寄与します。
回転機は、運転年数が10~15年を過ぎると絶縁劣化により故障が発生しやすくなってきます。定期的な診断により劣化部位を特定し、対策を講じることにより未然にトラブルを防止することができます。
固定子コイル焼損(経年劣化)
固定子コイル焼損(ダスト堆積)
軸受損傷
オンライン絶縁診断
コロナ放電の発生時にコイルに流れる負荷電流の高周波パルス電流発生を高周波CTで検知し、絶縁状態の活線診断をします。
- 端子箱内に高周波CTセンサを常設し、絶縁劣化の指標となるコロナ放電を非接触で計測します。
- 回転機運転中に短時間で安全に診断できます。
- 劣化の部位や進行度を評価します。
- 運転中にのみ現れる劣化兆候※を検出できます。
※劣化兆候
- コイルエンド部異相間放電
- コイル振動によるスイッチング放電
- コイル高温時のコロナ放電
原理
システム構成
放電電荷―位相分布
放電電荷―累積頻度特性
オフライン絶縁診断
回転機の停止中(オフライン)に電気的診断と機械的診断により総合的に劣化判定します。
- 電気的診断+機械的診断により総合的に評価します。
- メーカ系診断会社として豊富な診断実績があります。
- インバータ駆動の電動機も診断可能です。
- 定格電圧まで印加可能です。
- 劣化状態を総合判断し、評価に応じた対策を推奨します。
絶縁診断装置
軸受診断
回転機の転がり軸受の異常を振動解析とグリース採取で総合的に診断します。
- 運転中に測定するため、停止・軸受周りの分解が不要です。
- 振動加速度の周波数分析により、軸受損傷の有無を評価します。
- 排出グリース中の鉄粉濃度測定により、軸受損傷程度を判定します。
- 解析結果より軸受交換を推奨します。
鉄粉濃度測定器
測定風景